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常時微動測定

 地盤は地震がなくても常に揺れており、人間には感じない微細な振動のことを常時微動と言います。常時微動の発生源としては、自然現象(風雨・波浪・火山活動など)や人工的な振動(交通機関・工場・工事など)があります。常時微動の観測・解析結果は次のようなことに利用されます。 
 ①地盤の揺れ易さや地盤種別の判定:一般に、軟弱な地層が厚いほど水平方向の揺れが大きく、揺れの周期が長くなり
  ます。また、測定した卓越(固有)周期から、地盤種別(I種、II種、II種)の判別が行えます。 
 ②表層地盤増幅率の算定:ボーリング孔を利用した常時微動測定を併用すると、地盤の増幅率が求められます。
 ③地盤構造の推定:複数台による同時測定(微動アレイ探査)を行えば、S波速度による地盤構造が推定できます。
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