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水源調査

 水源調査から井戸工事まで一貫して行います。水源調査の方法は、地形判読や現地踏査、電気探査やVLF電磁波探査など様々な方法があります。 地形判読とは、空中写真や地形図を用いてリニアメントや河川段丘など水源に関係がある地形を判読するものです。 リニアメントとは、地質構造を反映した大規模な線状地形で基盤岩中に破砕帯の存在を推定させるものであり、裂カ水等を有する可能性があります。 また、河川段丘の堆積物は一般的には砂礫が主体であり、砂礫層は帯水層である可能性があります。 
 左下の図は、地形判読によってリニアメントを抽出し、水源候補地点を選定した例です。
水源候補地点選定例
井戸掘削工事状況
 また、現地踏査では地形判読結果の確認を行います。地表地質踏査を行い、周辺の地質状況を把握するともに、いわゆる水露頭(湧水等)を確認します。その他にも電気探査やVLF電磁波探査などの物理探査により、帯水層や岩盤裂カ水を探査します。これらの調査結果により水源候補地点を選定し、ボーリング等により井戸掘削工事を行います。
 右上の写真は、井戸掘削工事の状況です。
 また、井戸掘削後は孔内洗浄を行います。孔内洗浄後は揚水試験を行い、井戸の揚水量を把握します。 揚水試験後は水質試験を行い、水質の確認・管理まで一貫して行います。
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